【ボドゲ攻略】「2019冬更新版」アグリコラ 小進歩評価(Cクラス)
今回は小進歩評価(Cクラス)です。
小進歩評価(Cクラス)
12 釣竿
条件:なし
コスト:木1
勝利点:なし
効果:「漁」のアクションのたびに、追加で食料1を得る。ラウンド8からは追加で食料2を得る。
評価:コストは軽く、効果はそこそこ。積極的に漁に入るのはおすすめできないが、飢えそうになったときにこれで助かることも多い。特にラウンド8以降は食料2追加なのがうれしい。
14 パン焼き暖炉
条件:なし
コスト:暖炉1枚を返す
勝利点:3点
効果:「パンを焼く」のアクションのたびに、小麦2つまでをそれぞれ食料5にできる。このカードを出してすぐに追加で「パンを焼く」アクションができる。
評価:レンガ暖炉からならノンコストで1点+パン焼き効率アップ+出したときのパン焼き効果があるので、小麦プレイではドラフトで取っておきたい。石の暖炉でもパン焼きの保険になるので持っていて損はない。
15 パン焼き桶
条件:なし
コスト:木1
勝利点:なし
効果:レンガ暖炉と石の暖炉が小さい進歩になり好きな資材1つ安くなる。木の暖炉も資材1つ安くなる。
評価:コストが軽く、資材が1種類で済み、小進歩で暖炉がとれるので暖炉競争で優位に立てる。しかし、そのまま暖炉を取るのに比べ小進歩の1手が追加で必要なことと、5人プレイでは序盤からレンガ3、葦石木というレンガ暖炉獲得に必要なアクションが出ているため、3人以下のプレイと比較すると評価は下がってしまう。
16 建築資材
条件:なし
コスト:なし
勝利点:なし
効果:このカードを出したらすぐ木材1かレンガ1を得る。(使用後は左隣の人にカードを渡す)
評価:これがあったら勝てるというカードではないが、ノンコストで使用でき、木1はいつ手に入っても増築や柵に活用できるし、レンガ1も調理場に手が届いたり、レンガの家4軒改築がレンガ3アクション1回で済むようになるなど使い勝手は非常にいい。特に初期手番が4番手、5番手と遅い場合にはドラフトで持っておくと番手改善を早期に行える。
18 マメ畑
条件:職業2
コスト:なし
勝利点:1点
効果:種まきで、このカードの上に畑と同じように野菜を植えられる。(このカードは得点計算で畑に含めない)
評価:ノンコスト1点というだけで十分使える。効果を活用する機会はあまりないかもしれないが、露天商の女を使っているときなどで、畑種に入るときに種は2つ以上あるのに畑が1枚もない、というときには畑種を有効活用できる。
20 簡易かまど
条件:なし
コスト:レンガ1
勝利点:1点
効果:以下の品をいつでも食料にできる。野菜:2 羊:1 猪:2 牛:3 「パンを焼く」のアクションで、小麦:2
評価:羊が食料1にしかならないため単体ではあまり役に立たないが、これを踏み台にして調理場を獲得することができる。レンガの少ない4人以下のプレイでは強いカードだが、5人プレイではレンガ3を取って直接かまどが取れてしまうため、そこまで強力ではない。
21 木骨の小屋
条件:なし
コスト:木1・レンガ1・葦1・石2
勝利点:なし
効果:ゲーム終了時に石の家の広さ1スペースにつき、ボーナス1点を得る。(ヴィラと両方持っている場合、ヴィラのボーナスのみ得る。)
評価:5軒以上の増築路線を取っているならぜひ欲しいカード。ヴィラよりは出しやすいがやはりコストは重い。できれば一緒に族長も出したい。
22 いかだ
条件:なし
コスト:木2
勝利点:1点
効果:「漁」のアクションのたびに追加の食料1か葦1を得る。
評価:序盤で出すには木2がやや重いが、食料のついでに葦を得られるのはいい。ただそこまで強いカードではないため、できるだけ食料がたまった状態で漁に入りたい。
23 かいば桶
条件:なし
コスト:木2
勝利点:なし
効果:ゲーム終了時に、牧場の広さの合計が6/7/8/9マス以上で、ボーナス1/2/3/4点を得る。
評価:通常牧場は6マスで、それ以上になると4区画の牧場が作れず牧場の点数が減る。9マスとなると柵に入る家畜の種類は2種に限られ、畑の点数は伸ばせなくなる。それでもボーナス4点あるので、進歩プレイをしている場合には畑を埋める手数を節約しつつ、点数が伸ばせるので有効。
27 木の暖炉
条件:なし
コスト:木3・石1
勝利点:2点
効果:「パンを焼く」のアクションのたびにいくつでも小麦1つにつき食料3にできる。このカードを出してすぐに追加で「パンを焼く」アクションができる。
評価:単体では劣化調理場でしかない。先にレンガ暖炉を取り、パン焼きしたいときにこれを出せば勝利点2点を稼ぎながらパンが焼け、その際には木の暖炉を使わずともレンガ暖炉を使える。パン焼きの保険として取っておくといいが、木3が重い。
28 木のスリッパ
条件:なし
コスト:木1
勝利点:なし
効果:ゲーム終了時に、レンガの家でボーナス1点、石の家でボーナス2点を得る。
評価:意識すれば石の家にするのはそこまで難しくないので、木1で2点は優秀なコストパフォーマンス。
32 じゃがいも掘り
条件:なし
コスト:木1
勝利点:なし
効果:種をまくたびに、野菜を新しく植えた畑全部にもう1つ野菜を置く。
評価:コストは安く、野菜を食べるつもりでなくても、野菜は1つ1勝利点なので勝利点目的としても使える。
33 陶器
条件:暖炉1
コスト:レンガ1
勝利点:なし
効果:このカードを出すとすぐに食料2を得る。今後、製陶所は小さい進歩になり無料で作れる。
評価:暖炉があるなら、レンガ1で製陶所が小進歩になり、タダで取れるようになるが、小進歩を2回やる必要があるので、状況によっては単純に大進歩で製陶所を取ってしまう方がいいことも。製陶所はレンガの余りやすい5人プレイでは最も価値のある工場なのでぜひ取りたいが、先に直接取られやすくなってしまい、手間のかかる陶器はやや評価ダウン。
38 マリア像
条件:なし
コスト:場に出した小進歩2
勝利点:2点
効果:捨てた進歩カードによって得られるはずだった効果や品物は全てなくなる
評価:勝利点の付いていない小進歩が2枚並んでいれば最終盤に出して2点アクションとなるが、なかなか2枚はないかもしれない。1枚は勝利点ありが混ざって1点アクションでも最終番はありだが、捨てた小進歩の効果はすべてなくなってしまうので、効果をすべて使い切った小進歩2枚が必要。それでも使える時だけ使えればいいので保険として取っておくだけでもあり。このカードの真価は拡張の泥沼で貸付金とコンボしたとき。勝利点-4を打ち消し+2にしてくれる。
42 親切な隣人
条件:なし
コスト:木1/レンガ1
勝利点:なし
効果:このカードを出したらすぐ、石材1か葦1を得る。(使用後は左隣の人にカードを渡す)
評価:木やレンガよりも葦や石の方が価値のあることが多く、またこれで葦2にして増築したり、石3にして井戸を取ったり奇襲として使えるが、あくまで資源が交換できるだけであり、このカードを出すためにもアクションが必要なので無駄に小進歩をしないように注意。ドラフト4枚目以降で他にめぼしいカードがなければ、葦買い付け人がいた場合の保険カードとして取っておいてもいい。
46 荷車
条件:職業2
コスト:木2
勝利点:なし
効果:ラウンド5・8・11・14のうちまだ始まっていないラウンドのスペースに、それぞれ小麦1を置く。これらのラウンドのはじめにその小麦を得る。
評価:職業2の条件があるため、ラウンド4までに出すのはやや難しい。序盤に出すには木2がやや重いが、小麦3~4が手に入れば効率は悪くない。ただ、最後の小麦が14ラウンドと遅いのが難点。
47 レタス畑
条件:職業3
コスト:なし
勝利点:1点
効果:このカードの上に種まきのとき畑と同じように野菜を植えられる。ここから収穫してすぐに食料にすると食料4になる。(このカードは得点計算で畑に含めない)
能力:ノンコスト勝利点1。調理場がなくても野菜が食べられるので小麦プレイと相性がいい。このカードを出した後に野菜を播かないと効果が得られないため、種をあまり播かない家畜プレイでは畑種が出るまで活用しづらいので注意。
49 書き机
条件:職業2
コスト:木1
勝利点:1点
効果:「職業」のアクションで、2つの職業を続けて出せる。2枚目の職業を出すには、1枚目のコストに加えてさらに食料2を支払う。
評価:職業2の条件があるので、コスト木1と食料2を払ってまで4枚以上職業を出すかどうか、職業4条件の小進歩がない場合には残っている職業次第となる。ぶらつき学生や本棚があればむしろ食料が増えるのでいいコンボとなる。木1で1点のカードとして考えてもいい。
50 へら
条件:なし
コスト:木1
勝利点:なし
効果:「改築」のアクションなしに、木の家をいつでもレンガの家に改築できる。(資材は支払う)
評価:これを使う位なら改築に入るべき。それなら木1も不要で進歩も出せる。ただ、石の家系の職業や、レンガの家系の職業を使うために1ステージから改築したい場合には欲しいカードになる。特にレンガの柱+レンガ貼りコンボにこいつがいたら1ステージでも1軒目の増築から木1葦1でレンガ増築できるようになり強力。
52 厩
条件:なし
コスト:木1
勝利点:なし
効果:このカードを出したらすぐ厩を1つ無料で建てる。(使用後は左隣の人にカードを渡す)
評価:他人に回ってしまうカードではあるが、木1で1点と考えればそこまで悪くない。柵見張りなど厩を建てた際にコンボが組めれば厩のアクションを節約できる。
55 石の家増築
条件:なし
コスト:葦1・石3
勝利点:なし
効果:このカードを出したらすぐ、石の家が1スペース増築される。(使用後は左隣の人にカードを渡す)
評価:石と葦を減らせるのはいいのだが、石の家は通常は必要な部屋数を木がレンガで増築した後に改築するもので増築するものではない。石の家2点+空きスペース1点+家族増員可能ではあるが、石の家に改築するための石に加えて石3が必要となるので使いやすいカードではない。
56 石ばさみ
条件:なし
コスト:木1
勝利点:なし
効果:ラウンド5-7か、ラウンド10-11で登場する「石材」のアクションのたびに、石材をもう1つ得る。
評価:葦石木のアクションで起動しないのは残念だが、コストが軽く、効果としては十分な強さ。石の家まで確実に改築したい。
57 ハト小屋
条件:なし
コスト:石2
勝利点:2点
効果:ラウンド10-14のうちまだ始まっていないラウンドのスペースに、それぞれ食料1を置く。これらのラウンドのはじめにその食料を得る。
評価:石2で勝利点2は十分及第点。後半限定ではあるが食料5も付いてくる。石だけで獲得できるため、状況によっては他に資源が必要な工場系より使えることもあるが、勝利点のためだけに使用する場合にはこれを出したために石の家に改築できなくなった、ということがないように注意したい。
58 家畜庭
条件:職業1
コスト:木2
勝利点:1点
効果:このカードの上に好きな動物を2頭置ける。種類が異なっていても良い。(このカードは得点計算で牧場に含めない)
評価:木2で勝利点1点なので点数としては厩と同等であり及第点。即席牧場として家畜を増やすのに役立つが、どうしても動物を飼うために柵以外に木を使うのは使いづらい感があり、いまいち使いこなせないカード。
62 折り返し鋤
条件:職業2
コスト:木3
勝利点:なし
効果:ゲーム中1回、「畑を耕す」か「畑を耕して種をまく」アクションで、畑を3つまで耕せる。
評価:耕運鋤と異なり畑種で使えるのは強いが、代わりに1回しか効果が使えないので、同じ木3なら職業条件が1多くても畑6まで耕せる耕運鋤のほうがいい。
64 喜捨
条件:職業を出していないときしか出せない
コスト:なし
勝利点:なし
効果:このカードを出した時点で、既に終わっているラウンド数だけ食料を得る。
評価:職業なしのときしか効果がなく、既に終わっているラウンド数分しかもらえないため、職業を早く出したい通常のプレイでは役に立たないことが多い。このカードを生かすには、職業に頼らずに増築増員をして、職業を出来るだけ遅く出して多くの食料を稼ぐ必要があるため、序盤から出したい職業、イチゴ集めや木こりなどとは相性が悪く、露天商の女などは相性がいい。目標は2ステージでの家族小進歩で出せれば食料4~6となり、2ステージの収穫用の食料が手に入る。それ以上の大量食料を狙う場合には、ドラフト時点で思い切った戦略を立てる必要があるだろう。
66 村の井戸
条件:なし
コスト:井戸を返す
勝利点:5点
効果:これ以降の3ラウンドのスペースにそれぞれ食料1を置く。これらのラウンドのはじめにその食料を得る。
評価:単体では食料3、勝利点1にしかならずパワー不足。これを使う場合はなんとしてももう一度井戸を取りたい。メインは井戸掘り・水運び・かめとの村の井戸コンボ。確実に井戸を再度確保し、勝利点9点を稼ぎつつ大量の食料をゲットしたい。
68 馬鍬
条件:なし
コスト:木2
勝利点:なし
効果:ゲーム中に1回だけ、「畑を耕す」か「畑を耕して種をまく」のアクションで耕せる畑が1つから2つになる。他の人もゲーム中に1回だけ、手番にあなたに食料2を払って同じことができる。
評価:自分にとっての効果はやや弱いが、畑種でも使えるのはいい。むしろ終盤にかけて食料を稼ぐカードとしても割り切って考えてもいいが、他人に与えるメリットが大きいため、悩ましい。特に畑種で使われると、相手にとってはむしろこのカードをわざわざ出してくれてありがとう、ということになる。
69 イチゴ花壇
条件:野菜畑2
コスト:なし
勝利点:2点
効果:これ以降3ラウンドのスペースに食料を1つずつ置く。これらのラウンドのはじめにその食料を得る。
評価:ノンコストで勝利点2は魅力的だが、条件の野菜畑2を満たすのがつらく、意識しないと条件を満たせないままゲームが終わってしまうことも多いし、通常は出せるのが最終ラウンド近くになってしまう。食料はもらえればおまけ程度。
76 くまで
条件:なし
コスト:木1
勝利点:なし
効果:ゲーム終了時に畑が5つ以上あればボーナス2点を得る。くびき・馬鍬・地固め機・鋤類のいずれかを出していれば畑が6つ必要。
評価:木1とコストは安いが、単体ではボーナスを得られるかどうかは展開次第のため、できればボーナスが確定してから出したい。鋤車や耕運鋤があれば畑6はまず満たせるし、畑を増やす職業がある場合も先出しでもいいかもしれない。
77 牧人の杖
条件:なし
コスト:木1
勝利点:なし
効果:4スペース以上の牧場を新たに囲むたびに、その牧場に羊2頭を置く。
評価:能力を生かせるのは最大で2回、しかしその際は牧場の数が少なくなってしまう。先に4スペース以上の牧場を作った後、もう一度柵のアクションで区切れば牧場4区画も可能だが、その場合は1回起動。木1で羊2と考えればそこまで悪くはないが、木8を使って柵を作らないと効果は発動できないため、序盤から効果を得るのは難しく、せっかく羊2頭もらっても収穫で増やす機会が限られてしまう。
79 木材荷車
条件:職業3
コスト:木3
勝利点:なし
効果:アクションで木材を取るたびに、追加で木材2を得る。(5人プレイの葦石木では使用不可)
評価:木は常に必要なため効果は強いのだが、職業3が重くてなかなか早く出せない。これを出した後3回使えたとしても木3しか得していない。5人プレイの葦石木で使えないのも難。どれだけ早く条件を満たせるかが勝負。
82 木のクレーン
条件:なし
コスト:木3
勝利点:1点
効果:ラウンド5-7とラウンド10-11で登場する「石材1」のアクションのたびに、追加で石材1を得る。そのとき食料1を払えば追加分が石材1から石材2になる。
評価:効果は強力だが、木3のコストは少々きつい。食料を払って2つ目の石を取るなら計算してそれを全て有効活用したい。ヴィラを出すときはこいつがあると心強い。
83 林道
条件:なし
コスト:木1
勝利点:なし
効果:最も価値の高い道を持っている人(自分以外の場合も)は得点計算でボーナス2点を得る。
評価:木1で勝利点2はかなりの効率。ただ、舗装道路は石5と重いうえボーナス込み4点と効率が悪いためまず出ないが、レンガ道は出る可能性が高いので、ドラフトの場合はレンガ道が回っていないかしっかりと確認しておきたい。
85 調理コーナー
条件:なし
コスト:調理場を返す
勝利点:3点
効果:以下の品をいつでも食料にできる。野菜:4 羊:2 猪:3 牛:4 「パンを焼く」のアクションで、小麦:3
評価:調理場があればノンコストで2点。かまど系は暖炉系と違って勝利点が1しかないのが残念だが、それを補えるのがよい。野菜の効率アップも野菜を食べる方針であれば役に立つ。これをドラフトで取ったら調理場はかならず確保したい。
87 かめ
条件:なし
コスト:レンガ1
勝利点:なし
効果:誰かが井戸を作るか村の井戸に改良するたびに、他の人は食料1、自分は食料4を得る。(すでに井戸がある場合はカードを出したときに得る
評価:井戸は誰かは作るのでまず稼働はするが、他の人にも食料が入ってしまうのが難。ぜひ井戸も自分で取って、出来れば村の井戸コンボで使用したい。コストがレンガ1なので、レンガ貼りやレンガ職人と相性がいい。
92 堆肥
条件:家畜2
コスト:なし
勝利点:なし
効果:収穫しないラウンドの最後でも、全ての畑から小麦1か野菜1を取ることができる。(収穫する場合は全ての畑から収穫しなければならない)
評価:毎ラウンド収穫という効果は魅力的だが、家畜2という条件が意外に重く、出せるのが終盤になってしまい効果を有効活用できないことが多い。小牧場などで早めに家畜2の条件を満たしたい。夢の庭師とのコンボをいつか実現させたい。
96 葦の交換
条件:なし
コスト:木2/レンガ2
勝利点:なし
効果:このカードを出したらすぐに葦2を得る。(使用後は左隣の人にカードを渡す)
評価:葦2があれば家が1軒建てられるので、あまった資材を活用したいが、このカードを出すためにも一手必要なので、できれば家族小進歩で出したい。
97 畜殺場
条件:なし
コスト:レンガ2・石2
勝利点:2点
効果:他の人が家畜を1頭以上、食料にするたびにストックから食料1を得る。食糧供給フェイズでは手番が最後になる。
評価:コストは製陶所と同じ。製陶所と比べるとボーナスは取れないが、代わりに食料を得るために資源は必要なく、他人が家畜を食べれば食料が手に入る。他人任せになってしまうので食料は当てにしすぎると危険だが、製陶所と違って小進歩なので取り合いにならないのはいい。
102 動物園
条件:職業2
コスト:木2
勝利点:1点
効果:このカードの上に羊と猪と牛を各1頭ずつまでおくことができる。(このカードは得点計算で牧場に含めない)
評価:1匹づつ置いておけるので、最終的に家畜の種類が足らず、というのを防ぐことができる。ということは、小進歩のウマとは相性が悪い。また、このカードと厩を建てた後羊を2匹取って羊を増やせる体制を作り、猪が2匹取れたら羊を1匹このカードに残したまま猪を増やせる体制を・・・ということができる。ただ、家畜庭と同様あまり見ることのない小進歩ではある。
105 平地
条件:職業1
コスト:なし
勝利点:なし
効果:種をまくとき、畑2つに植えるようにしてこのカードの上に小麦2を植えることができる。(このカードは得点計算で畑に含めない)
評価:コストがないので、畑を耕す間がない時に役に立つ。小麦畑条件の寝室・わら小屋があるときには活用できるかもしれないが、最終的には畑の数に含めることはできないので、コンボカードがないときは素直に畑を耕して種を播いた方がいいことも。なかなか有効活用が難しいカードの一つ。
107 建築用木材
条件:なし
コスト:石1
勝利点:なし
効果:このカードを出したらすぐに、木材3を得る。(使用後は左隣の人にカードを渡す)
評価:石が必要なのはややもったいない気もするが、5人プレイでは葦石木があるので使いやすい。石切りを持っている時にはノンコストで木3なので非常にいい。
116 穀物倉庫
条件:なし
コスト:木3/レンガ3
勝利点:1点
効果:ラウンド8・10・12のうちまだ始まっていないラウンドのスペースに小麦を1つずつ置く。これらのラウンドのはじめにその小麦を得る。
評価:小麦プレイでは小麦が手に入るのが少々遅いが、家畜プレイなら勝利点もあって畑種の出る12Rまでにノンアクションで小麦3が手に入れば十分な効果。ただ、コストが7Rまでに出すにはやや重い。
119 鉤型鋤
条件:職業1
コスト:木3
勝利点:なし
効果:ゲーム中1回、「畑を耕す」のアクションで、畑を3つまで耕せる。「畑を耕して種をまく」のアクションでは使えない。
評価:木3が重く、また畑種で使えないため、職業条件が1重くても折り返し鋤のほうが優秀。ただ、まあ他の鋤鍬と比較すればの話で、5人プレイは畑が取り合いになるため、鋤鍬系はどれも使える部類には入る。ただし、木が希少な場には注意。
122 製材所
条件:なし
コスト:家具製作所を返す
勝利点:3点
効果:収穫のたびに、木材最大1を食料3にできる。ゲーム終了時に木材2/4/5でそれぞれ1/2/3点のボーナスを得る。(この後にまた家具製作所を獲得してもボーナス点はない)
評価:家具製作所は比較的他人に取られづらい大進歩なので、製材所はそこそこ狙いやすいといえる。木材が不足すると点数が伸びにくいため、食料にしていくのはあまりおすすめできないのだが、製材所は食料3と効率がよく、何よりボーナス効率が非常によくなっているため、思ったより強い。木をブーストするカードがある場合はドラフトで取っておく価値はある。
123 木の宝石箱
条件:なし
コスト:木1
勝利点:なし
効果:ゲーム終了時、家の広さが5部屋なら2点、6部屋なら4点のボーナスを得る。
評価:増築路線でないと6軒は厳しいが、木1でボーナス4点はすばらしい。ぜひ小屋大工、左官屋、建築士などと合わせて石の家6軒を目指したい。
124 くびき
条件:牛1
コスト:木1
勝利点:なし
効果:このカードを出すとすぐに、場に出ている全ての鋤類の数だけ畑を耕せる。(自分で出している分は数えない)
評価:評価はドラフトで鋤類のカードが回っているかどうかで全く変わってくる。条件の牛1があるため出すのは遅くなりがちだが、このカードを出した時に場に出ている鋤類の数なので、いずれにしろ使うのはなるべく遅いタイミングになる。コストは木1なので、鋤類が1枚でも回っていれば、取っておいて損はない。
128 調理場
条件:なし
コスト:かまどを返す
勝利点:1点
効果:以下の品をいつでも食料にできる。野菜:3 羊:2 猪:3 牛:4 「パンを焼く」のアクションで、小麦:3
評価:小進歩バージョンの調理場で、他人と争わず調理場を得られるのはいいが、かまどは取らなければ使えないので注意。小進歩で出せるため、改築大進歩では他の大進歩を取れるといい。
129 穀物の束
条件:なし
コスト:なし
勝利点:なし
効果:このカードを出したらすぐに小麦1を得る。(使用後は左隣の人にカードを渡す)
評価:隣りに回ってしまうカードではあるが、小麦を取るに入らずに最初の種もみが手に入るのはよい。1ステージのスタPのおともに。
130 薬草畑
条件:野菜畑1
コスト:なし
勝利点:1点
効果:これ以降の5ラウンドのスペースに食料を1つずつ置く。これらのラウンドのはじめにその食料を得る。
評価:食料5は嬉しいが、野菜畑を準備しなければいけないので、序盤に野菜を手に入れられるカードがないと、最大の食料5を得ることは難しい。ノンコスト1点ではあるが、意識してプレイしないと条件を満たすことがやや難しい。
135 ウマ
条件:なし
コスト:なし
勝利点:なし
効果:ゲーム終了時、1種類の動物を1頭も持っていなかったら、ボーナス2点を得る。
評価:家畜はなかなか4点までするのが難しく、多く確保できたとしても2点か3点どまり。終盤で家畜を奪い合うくらいならいっそこのカードで1点(1種類の動物0匹でマイナス1点とこのカードのボーナス2点のさしひき)として、家畜を取る手数を他に使ってもいい。
136 柴屋根
条件:職業2
コスト:なし
勝利点:なし
効果:増築や改築で、葦1か2を同数の木材に変えられる。
評価:葦を使わなくていいのはいいのだが、必要な資材数は変わらず、木も重要な資材なのでそこまで強いカードではない。葦買い付け人や柄付き網で葦を独占する他人がいる場合や、レンガ貼り+レンガの柱コンボの際には光るものがある。
141 猪の飼育
条件:なし
コスト:食料1
勝利点:なし
効果:このカードを出したらすぐに、猪1を得る。(使用後は左隣の人にカードを渡す)
評価:食料1を使うのは残念だが、調理場があれば食料2プラスになるし、最終番で猪がなければ2点行動になる。
142 石車
条件:職業2
コスト:木2
勝利点:なし
効果:これ以降の偶数ラウンドのスペースに石材をそれぞれ1つずつ置く。これらのラウンドの最初にその石材を得る。
評価:職業2の条件があるので最序盤は無理だが、それでも石4~5は十分射程範囲なので十分使える。遅いラウンドの石は改築用に使って、大進歩は早めに取るようにしたい。
143 石の交換
条件:なし
コスト:木2/レンガ2
勝利点:なし
効果:このカードを出したらすぐに、石材2を得る。(使用後は左隣の人にカードを渡す)
評価:木やレンガよりも石のほうが獲得しづらいため価値はあるが、このカードを使うためにスタPに入るのではなく、なにかのついでに使いたいところ。
小進歩評価(Cクラス)は以上です。次回は職業評価(Dクラス)です。