【ボドゲ紹介】はじめての方におすすめするボードゲーム5選
ボードゲームはこれまで人生ゲームぐらいしかやったことがないという人に、ぜひプレイしてほしいおすすめのボードゲームを5つ、選りすぐりで紹介します。
カルカソンヌ
時には協力、時には他人を出し抜き、
地形をつなげて城塞都市を完成させよう
プレイ人数:2~5人
プレイ時間:30分
デザイナー:クラウス・ユーゲンブレーデ
引いたタイルの地形をつなげて、自分の駒がある地形(都市や道など)を完成させて得点を得るゲームです。
ルールが簡単で、比較的短時間でプレイできることや、運の要素が強く初心者と上級者が一緒に遊んでも楽しめること、それでいてタイルの配置や乗っ取りなど考える要素もあって、初心者に非常におすすめできるゲームです。
2人でも5人でも楽しくプレイでき、準備にも時間がかからず、初めての人には実際にプレイしながら説明することで、すぐにゲームを始められることなど、どんなシチュエーションでも活躍できるドイツボードゲームの優等生です。
はじめてボードゲームをする人にぜひプレイしてほしいゲームで、ボードゲームに興味を持ってもらえることうけあいです。
カタンの開拓者たち
無人島の開拓レース、
この島の長になるのは誰だ!?
プレイ人数:3~4人
プレイ時間:45分
デザイナー:クラウス・トイバー
プレイヤーは未開の島、カタン島の開拓者となり、木やレンガなどの資源を集め、道や開拓地を建てることにより、開拓への貢献度を競います。
ルールは少し多いですが、資源を集めて建設するというルールが感覚的に覚えやすいので初心者でも一度プレイすれば大丈夫です。
運と戦略のバランスが絶妙で、たとえ負けても「次はこうしてみるぞ!」と何度も繰り返してやりたくなってしまいます。
また、他人と自由に交渉できるのが非常に面白く、負けているプレイヤーで協力してトップを追走するなど、毎回異なるドラマを生み出します。
日本ではあまり知られていませんが、今日のドイツボードゲームの隆盛はこのゲームがあったからこそ、ともされる世界各地で楽しまれているゲームです。
チケット・トゥ・ライド
都市と都市を路線でつないで、
目指せアメリカ横断鉄道!
プレイ人数:2~5人
プレイ時間:45分
デザイナー:アラン・ムーン
同じ色の列車カードを集めて、アメリカの各都市を路線でつなぐことを目指すゲームです。
同じ色のカードを集めて路線を引くだけというシンプルなルールは初心者でも分かりやすく、アメリカの地図に自分の路線をつなげていくという作業はロマンがあって楽しいです。
なるべくたくさん列車カードを集めて長い路線を引きたいのですが、先に他のプレイヤーに路線を引かれてしまわないか、常にドキドキしながらプレイするのがたまりません。
アメリカ以外にも、ヨーロッパ、スイス、北欧など様々なマップが出ており、少しずつルールも違っていて楽しめます。
パンデミック
恐怖のアウトブレイク
協力して病原体から世界を救え!
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:45分
デザイナー:マット・リーコック
世界中に伝染病が蔓延し、人類滅亡の危機が迫っています。プレイヤーは全員で協力して4種の病原体の特効薬を開発することを目指します。
日本では珍しい協力型のゲームです。ドイツボードゲームでは様々な協力型のゲームがありますが、その中でもこのゲームの完成度はピカイチです。
じわじわと感染症が蔓延していく様子、エピデミックにより感染の危険度が一気に上がる様子、アウトブレイクが連鎖した危機的状況がシステムで見事に表現されています。
毎回簡単に勝てそうで、なかなか勝てない絶妙なゲームバランスで、絶望的な状況をみんなで協力して乗り越えた時の達成感はすばらしいです。
負けてもすぐに再チャレンジしてみてください。
トランスアメリカ
お前の線路は俺のもの、
俺の線路は・・・もちろんお前の線路さ!
プレイ人数:2~6人
プレイ時間:30分
デザイナー:フランツ・ベノ・デロンジェ
舞台はアメリカ大陸、プレイヤーは指定された5つの都市を線路で結ぶことを目指します。
自分の番が来たら2本線路を引くだけ、5つの都市を線路で結ぶだけというこれ以上ないくらい簡単なルールで、初心者でも安心してプレイできます。
それでいて、「他人の路線につながった場合、共有の線路になる」というルールがすばらしく、他人の行く先を予想しながら、どこから線路を引くか、いつ合流するかを考えて戦略的にプレイすることもできるし、早めに合流して「一緒にがんばろう!」とわいわいプレイすることもできます。
1ラウンドは10分かからずにプレイでき、1ゲームも30分程度なので、気軽に繰り返しプレイすることができます。
おわりに
おすすめのゲームを5つ、紹介させていただきました。
ぜひ多くの方にボードゲームの楽しさを味わってもらえれば、と思います。