富士の麓でボードゲーム日記

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【ボドゲ攻略】アグリコラ 初心者から中級者への道7~ドラフトの指針~

ドラフトの指針

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1枚目は単体で強いカードを

今後引いてくるカードが弱小カードばかりかもしれない。単体でも戦えるカードを取っておこう。

 

2枚目以降はコンボを意識

2枚目以降は単純に強いカードは先に取られてしまっていて微妙な強さのカードが多くなってくるため、自分が既に取っているカードや、自分が既に見たカードで2週目に残っていそうなカードとのコンボを意識したい。

単純なカードパワーだけでなく、相性を意識

乳母、毒見役、出来高労働者は強いカードだが、全て能力を起動するために食料が必要となるため、3枚とも出したところで食料不足で活躍できずに終了するだけになってしまう。
また、小麦1で能力起動する畑番と畑1で能力起動する鋤鍛冶なども、それぞれ別々のアクションを取る必要があり相性がよくない。

序盤に出すカードと終盤に出すカードをまんべんなく

序盤は職業のアクションの人気が高く、いくら強いカードでも最序盤に出すべきカード、例えば木こりや資材商人などを何枚も持っていても出せずにゲームが終わってしまう。
また、ドラフトの後の方になってくると、既に使うカードがある程度決まっているため、単純にカードの強さだけ考えて取っても、先に取った方か後に取った方のどちらかは無駄になってしまう。
たとえカードの能力としてはあまり強くないカードでも、状況に応じて終盤までに出せばいい、場合によっては出さなくてもカード、托鉢僧や小作人などの方が7枚あるカードを有効に使うことができる。

今回のゲームで不足する資源・余りがちな資源を予想

特に食料・木・葦についてはドラフトで回っているカードに注意しておきたい。
振り飯の小進歩が多く回っている場では食料に余裕ができるため、乳母や出来高などが活躍しやすい。逆に乳母や出来高などが多く回っていると、食料が不足がちになるため、チャリンコは厳しく、増築や増員に関わるカードは活躍が難しくなる。
木を増やすor軽減するカード、木こりや斧、柵運びなどが多く回っている場では木を大量に消費する鋤車などの小進歩も比較的使用しやすい。逆に鋤車等が多く回っている場では木が不足しがちになる。
葦については対応するカードは多くないものの、場全体の葦が数個変化するだけで状況が大きく変化する。強力な葦の家やレンガ貼り+レンガの柱コンボなども葦が不足する場では全く活躍できない。

番外:小麦で生きていくにはコンボが必要

食料手段としては「家畜を食べていく」「小麦をパンにして食べる」という2つが代表的だが、かまど・調理場さえあれば、場の家畜を取ってすぐに食料にできるのに対し、小麦は取ったのちに暖炉でパンを焼く必要がある。
また、家畜は誰も取らなければラウンドが進むにつれて勝手に増えていくが、小麦はラウンドでの蓄積はなく、自分で増やすには小麦を取り、畑を耕し、種をまく必要がある。
小麦で食べていくのは非常に手間が入り、大変なのだ。
小麦で食べていくのなら、職業や小進歩でのコンボが欲しい。
また、小麦で食べていくのが被ると、家畜で被る以上につらいので、自分の他にも小麦で食べていく人がいれば、他の食料手段も考えておいたほうがいい。

おわりに

これまで7回に渡って掲載した中級者への道は今回でひと段落とさせていただきます。

特に順序なくコラム的に掲載して見づらい部分もあったかもしれませんが、プレイの参考にしていただき、安定して40点を超えられるようになっていただければ幸いです。