富士の麓でボードゲーム日記

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【ボドゲ攻略】アグリコラ 初心者から中級者への道5~スタPの打ちどころ~

スタPの打ちどころ

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一部、檻や石切り場のように、それ自体が戦略の主役となるものもあるが、基本的には小進歩は「小さな進歩」であり、小進歩を出すためだけにスタPに入るのは効率が良くない。

石車などのように早く出した方がメリットが大きい小進歩もあるが、これらも「石車を出すためにとにかく早く条件とコストを満たしてスタP」と考えるのではなく、できれば最初の家族を増やす際に合わせて行うか、増築増員を行うためのスタPの際についでとして出すようにしたい。

とはいっても、なかなか計算通りにいかないのがアグリコラ。柔軟な対応が常に求められてくる。

 

スタPの打ちどころところとしては、5ポイントでも書いた「家族を増やす」が出る前のラウンド(4R)、後半の強アクションが出る前後のラウンド(11R前後)がある。

また、資源や家畜の蓄積状況によりスタPを打つのもあり。
例えば、自分がラウンド最後の家族の場合、木3が残っていたらそれを取らずにスタPに入り、次ラウンドで有利な手番を確保しながら木6を取るといい。

ただ、5人プレイの場合では人数が多い分、5番手だと有効なアクションが残っていない場合が多々ある。ずっと5番手だとかなり厳しいため、番手を改善するためにスタPを取る場合もある。
また、どうしても欲しい資源がずっと取れないとき(柵を作りたいのに木が全く取れない等)や、食料が苦しくて後手番だと飢えてしまいそうな場合にもやむなくスタPに入ることもある。

こういったときに、小進歩を出さずにスタPのみを取る「空スタP」は非常に効率が悪いのでできる限り避けたい。
そういったときに出せるような小進歩をドラフトで持っておくといい。
特に勝利点がついていて、コストのない小進歩、いわゆる降り飯系などの小進歩があると、少なくとも1点以上の効果を1アクションで生み出せるので活用していきたい。

おわりに

初心者のころはどうしても小進歩を多く使いたくなってしまいますが、スタPは効率のよい手ではないと意識して、計画的に小進歩を出せるようにしたいところです。

逆に、番手が悪いのに一切スタPを取らないと、状況を打開できずに終わってしまうこともあります。そういった際に空スタPを打たなくてもすむようにしておきたいです。