富士の麓でボードゲーム日記

おすすめのボードゲームの紹介や攻略をしています。

【ボドゲ紹介】私の好きなボードゲームベスト5~第1位~

今回は私の好きなボードゲーム第1位を紹介します。

第1位 カタンの開拓者たち

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第1位はクラウス・トイバーのカタンの開拓者たちです。
世界で最も売れているボードゲームといわれており、1995ドイツ年間ゲーム大賞を受賞しています。
日本語版も度々作られていて、過去にはトライソフトやカプコンが発売していました。
現在はジーピーが日本語版を作っており、ドンキホーテ東急ハンズなどでも売られていて、お求めやすい価格で購入することができます。ただ、GP版はデフォルトではプラスチックコマとなるため(カプコン版もそうでしたが)、ぜひ別売りの木のコマを買っていただければ、より愛着が出てくるかと思います。
ちなみに、私はカタンは一番最初に買ったボードゲームで、かつ一番好きなゲームということもあり、色々なシーンに対応できるよう、カプコンスタンダードカタンカプコンポータブルカタン、メイフェア版、GPポータブルカタン、15周年記念版カタンの5つを持っています。3Dカタンは手を出しかけましたが、冷静に考えてやめました・・・ちなみに下の写真がメイフェア版、PCのブログトップの写真が15周年記念版です。

 

テーマ

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プレイヤーは新たに発見されたカタン島の開拓者となります。
木材とレンガで道を作り、羊毛と小麦の藁も合わせて開拓地を建てましょう。
鉄鉱石を多く集めれば、開拓地を都市化することもできます。
最もカタン島を発展させたプレイヤーが勝利者となります。

ゲーム内容

概要

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カタン島は六角形のマスが集まってできていて、それぞれのマスからは木や粘土などの資源が産出されます。
また、マスには数字のチップが置いてあり、2つのダイスの出目の合計の数字が置いてあるマスから資源が産出されるため、マスによって資源の出やすさが変わってきます。

プレイヤーは六角形のマスの交点に開拓地を2つ建てたところからスタートします。
ダイスを振って出た目の土地に隣接する所に開拓地があれば資源を得られます。自分の手番だけでなく、他人が振ったダイスからも同じように資源が得られます。

資源を集めて、開拓地の建設や都市化を行うと、勝利点が得られます。
最初に10勝利点を得たプレイヤーが勝者となります。

初期配置

スタートプレイヤーから順番に1つ目の開拓地⇒2番手の2つ目の開拓地・・・4番手の1つ目の開拓地⇒4番手の2つ目の開拓地⇒3番手の2つ目の開拓地・・・というように開拓地を2軒ずつ建てていきます。
また、開拓地からはそれぞれ道を1本好きな方向へ作ります。
自分または他人の開拓地からは道2本分以上離して別の開拓地を建てる必要があります。これは初期配置に関わらず、ゲーム中も同様です。
2つ目の開拓地の周りにある資源のカードを初期手札として受け取ったらゲーム開始です。

手番の流れ

手番では、以下のアクションを行っていきます。

1、ダイスを振って資源を得る

2、交渉や貿易をする

3、建設をする

※最新のルールでは、建設を行った後に貿易や交渉をすることが可能です。このため、港を建設した同じ手番で貿易をすることも可能です。

1、ダイスを振って資源を得る

六面体ダイスを2つ振り、出た目の合計の数が置いてある土地から資源が産出されます。
その周りに開拓地を建てているプレイヤーは全員1枚ずつその資源のカードが貰えます。
⑥や⑧の数字は出やすく、②や⑫は出づらいです。
一番出やすい⑦の目が出た場合は、8枚以上資源カードを持っている人は手札を半分になるまで捨てなければいけないので注意が必要です。
その後、手番プレイヤーは盗賊を好きな土地に移動させます。
その時、その土地の周りに開拓地を建てているいずれか1人からランダムに手札を1枚奪えます。
また、今後は盗賊のいる土地からは資源が産出されなくなります。

2、交渉や貿易をする

常に欲しい資源が手に入るとは限りません。
このため、同じ資源カードが4枚あれば、好きな資源カード1枚と交換できます。
この際、マップの海岸線にある港のあるマスに開拓地が建っていれば、3:1港なら同じ資源カード3枚を、特定港なら港に描かれた絵の資源カード2枚を、好きな資源カード1枚と交換できます、
また、カタンでは他人と交渉して資源を交換することもできます。
しかも、レートは自由です。
この交渉こそがカタンの一番面白い所なので積極的に行っていきましょう。

3、建設をする

資源を使って建設をします。建てられるものとコストは以下のとおりです。

道:粘土、木

開拓地:粘土、木、小麦、羊

都市化:鉄、鉄、鉄、小麦、小麦

発展カード:鉄、小麦、羊

開拓地を建てるには、自分の最初の開拓地から道で繋がっていて、かつ自分または他人の開拓地から道2本分以上離れている必要があります。開拓地は勝利点1点です。

都市化は開拓地を都市化するもので、勝利点が2点に上がり、さらに、産出される資源カードが2枚ずつになります。

発展カードは盗賊を動かせる騎士カードなどで、引いたターンでは使用できず、以後のターンから自分の手番の好きなタイミングで1枚だけ使用できます。

勝利条件とボーナス

最初に10勝利点に到達したプレイヤーが勝利します。
勝利点は開拓地や都市のほか、発展カードにも1ポイントカードが含まれています。
また、最初に5本以上道を繋げた人は最長交易路ボーナスとして2点が与えられます。ただし、最長交易路ボーナスを持っている人の道の本数を他の人が上回った場合、最長交易路ボーナスは移動します。
最初に騎士カードを3枚以上オープンした人は最大騎士力ボーナス2点が得られます。こちらも最長交易路と同様、その所持者を上回る枚数騎士カードがオープンされたら、ボーナスも移動します。

講評

数多くのプレイヤーをボードゲームの虜にしてきたゲームです。
私自身、カタンをやっていなければ、ボードゲームにはまっていなかったかもしれません。

ルールは比較的多めですが、資源を集めて建物を建てるというのが感覚的に分かりやすく、一度プレイすればボードゲーム初心者でも大体大丈夫です。

マップは毎回変わるため何度でも楽しめます。私は初めてやったドイツボードゲームカタンで、それまでは人生ゲームぐらいしかやったことがなかったので、毎回マップが変わるというのは衝撃的でした。

特に他人と自由にカードを交換できるというのが面白いルールです。本来カタンは富めるものが富めるようになっているため、トッププレイヤー以外は途中から勝ち目がなくなりそうなものですが、自由に交渉できることにより、下位プレーヤー同士で積極的に交渉してトップに追いついたり、最長交易路を持ったプレイヤーが勝利目前な時には他のプレイヤーで協力して1人に木と粘土を集めることで最長交易路をトップから奪うこともできます。これにより、全員が最後まで楽しむことが可能となっています。さらに、初心者と上級者が一緒にプレイした時にも上級者が初心者に優しい交渉をすることで初心者だけ取り残されるということが起きづらくもなります。

また、運と戦略のバランスが非常によく、たとえ勝てなかったとしても、次はこんな風にプレイしてみよう!と、繰り返しプレイしたくなります。

もし、まだプレイしたことがないようでしたら、ぜひ一度試してみてください。

おわりに

第1位 カタンの開拓者たち
第2位 プエルトリコ
第3位 アグリコラ
第4位 チケット・トゥ・ライド メルクリン
第5位 エルグランデ

5回に渡り、私の好きなボードゲームベスト5を紹介させていただきました。
カタン以外は現在手に入りづらいのが申し訳なくはありますが、自信を持って面白いと紹介できるものになっているかと思います。(アグリコラだけは人を選ぶかもしれませんが・・・)

他にも面白いゲームは沢山ありますので、もし紹介できる機会があればまた紹介したいと思います。それではまた。